プレゼント

ショートショート

私は、配信業をしている。
「またGさんからのプレゼントだ」
彼は、私の配信を売れる前から応援してくれていて、定期的にクマのプレゼントを贈ってくれるファンだ。
私は、そのぬいぐるみをベッドの枕元に飾った。

「おやすみ」

クマに声をかけて、私は眠りについた。

「おやすみ」

この声を聞き、俺は興奮していた。
Aちゃんは、クマのぬいぐるみを枕元に置いてくれたらしい。
今までも盗聴器付きのプレゼントを贈り続けていたが、その盗聴器がうまく機能することがなかった。
今回は大成功だ。
これからは、彼女の寝息や会話、うまくいったらベッドでの営みを聞くことが出来る。

そして今はまた、新しい贈り物の準備を進めている。
大きいクマのぬいぐるみだ。
もう声じゃ満足できない。
Aちゃんにベッドで抱きしめられながら眠りたい。
180㎝のクマのぬいぐるみが、あどけなく笑っていた。

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