寓話

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魔女の言い分(ヘンゼルとグレーテル)

私はパティシエだった。魔女なんかではない。顔が鷲鼻で、ちょっと人相が悪かっただけだ。職人の世界では、強面の人は珍しくない。ある日、お菓子の家を作ってほしいという注文が入った。家サイズのお菓子なんて、前代未聞の無茶な注文である。でも私は、腕の...
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毒リンゴの正体

白雪姫は、継母が持ってきた毒リンゴを一口かじり、倒れてしまう。継母は、まさかの展開に驚きを隠せなかった。継母は、王妃であったため、料理とは無縁であった。しかし、白雪姫との関係の雪解けを願って、料理にチャレンジしたのであった。それは、りんごの...
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それからの三匹の子ブタ

藁の家を壊されて逃げてきた長男と、木の家を壊されて逃げてきた次男は、三男のレンガの家に逃げ込んで、オオカミから襲われずに済みました。めでたしめでたし。だったのだが、もともと怠け者だった兄弟たちは、「どうせ俺たちが建てる家はオオカミに壊されて...
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のろまなカメ

「ウサギは、昼寝をしているうちに、カメがゴールに着いてしまいました。さぁ、皆さんのお手本にするのはどちらですか?」「カメでーす」子供たちが一斉に答える。「……いいですか。遅くて、休憩もしないでやっと勝てるカメをお手本にするなんて、将来は社畜...
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きびだんご

桃太郎は、おばあさんが作ってくれたきびだんごを腰につけて、鬼退治に出発した。「桃太郎さん、お腰につけたきびだんご、一つ私にくださいな」そう声をかけてきた犬、猿、雉に、「これから鬼を成敗に行く。家来としてついてくるなら後であげよう」と答えた。...