ショートショート 塀の外 長い刑期が終わり、今日がようやく出所の日だ。「今日からは、自由だ。頑張れよ」刑務官の握る手には、強い力が込められていた。「はい。お世話になりました」握り返す俺の手は、小刻みに震えていた。空は青く澄み渡っている。俺はその青空を見ながら思った。... 2026.04.24 ショートショート小説短編集