笑える話

ショートショート

枕になりたい

Y子ちゃんが好きだ。彼女が前を通り過ぎた時に、シャンプーの香りがした。なんていい香りなんだ、ずっと嗅いでいられたらいいのに。僕は、Y子ちゃんの枕になりたいそう星に祈った。目が覚めると、僕はY子ちゃんの枕になっていた。彼女のシャンプーの香りに...
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きびだんご

桃太郎は、おばあさんが作ってくれたきびだんごを腰につけて、鬼退治に出発した。「桃太郎さん、お腰につけたきびだんご、一つ私にくださいな」そう声をかけてきた犬、猿、雉に、「これから鬼を成敗に行く。家来としてついてくるなら後であげよう」と答えた。...
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それからの浦島太郎

竜宮城で楽しい時間を過ごし、玉手箱を土産に帰ってきた浦島太郎。律儀な浦島太郎は、「数日留守にしたし、隣人に挨拶の手土産を届けなきゃ」と思い、留守を守ってくれたお礼に、竜宮城からもらった玉手箱を持参した。浦島太郎は、その後も若さを謳歌して暮ら...
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犬系女子

「俺って犬系女子が好きなんだよね」片思いのS君の会話が耳に入った私は、その日から犬系女子の研究をした。「尻尾が振っているのが浮かぶくらい、笑顔で話を聞く」「甘えん坊で、上目遣いで見つめる」これを心がけるようにしたら、S君と目が合うことが多く...