私は偽善者だ。
常に、心ではなく、頭で考えて行動している。
どう動けば、良い人間に思われるか?
感謝され、尊敬されるか…。
私の策略は、すべて計算通りに進み、今はノーベル平和賞の授賞式の壇上にいる。
何十年もこの生き方をしていて、気づいたことがある。
熱意と優しさで語りかける人よりも、
「やるかやらないか」
相手はそれを見ているということだ。
私の言葉や瞳は利己的で冷たいが、有言実行を貫いた。
そこに人はついてきてくれ、周りも道を整備してくれた。
「ありがとう」
「神様だ」
どんな善人よりも、この言葉を受け取ったと思う。
明日からもまた、偽善者として走り続けよう。


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