はじめに
「話し上手になりたい」
「社交的な人になりたい」
本来が内向的な性格で、そう感じている人はいませんか?
内向的な人は、本来の「社交的」と言われる性格や会話術を頑張るより、内向的な性格を活かし、人の心の機微に寄り添う「誠実な心を癒す」会話術を身に着けるのが自然で、あなたの内面の魅力を最大限に引き出します。
この記事では、そんな「内向的」な人のための、目指す会話術のコツをお伝えします。
軽い話はあなたから、重い話は相手が話すまで聞かない
内向的な人は、人と親身に向き合うのが得意ですが、だからと言って、人との会話に常に重めのトーンで向き合うのは、心のプライベートゾーンにズカズカと入ってしまい、傷つけてしまうことがあります。
内向的な人は、人の心の痛みに敏感で「この人は何かを抱えている人だな」と表情やしぐさで感じ取ってしまうことがあります。
しかし、相手によっては、それを誰かに聞いてほしいと待っている人もいれば、そんなに親しい関係でない人に心の傷に踏み込んでほしくないと考えている人もいます。
家族の不和や悩みなどを抱えていると感じても、相手が話し出すまで聞き出さない、触れないのも会話の大切なマナーです。
ただ、あなたの扉はいつでも開いていることを伝えましょう。関係を深めていきたい人にはたわいもない軽い雑談や笑顔でのあいさつを、あなたから向け続けることをお勧めします。
一緒に笑った時間、日頃のガス抜きが出来た時間が、相手との距離を近づけ、信頼を寄せる鍵となります。

そして相手が重い話を自分から話してくれた時は、話してくれた事実をまず受け止め、鏡のように無色の存在で話を聞けたら、相手は自ずと自分で悩みの解決の道程を描いていきます。
「会話の間」や「沈黙」の時こそ空気を意識する
人と2人になる機会があると、
「間」を作らないようにしなきゃ…
「沈黙」が生まれると気まずい…
そんな緊張した空気を感じた経験はありませんか?
確かに、休憩時間や飲み会などでも自然に会話が弾み、雑談でストレスを発散できる人もいます。
自然体でそれができるなら、あなたも相手もその時間を楽しいものに出来ますが、それが無理をしないと出来ないことなら、頑張って会話を繋げる方法より、会話のない時間も「心地よい空気」を目指すことをお勧めします。
「間」や「沈黙」の中に柔らかい空気が加わると、その静かな空間も「安心できる」、「静かにリラックスできる」と感じてくれるようになります。
人は本来、家族など身近な人と接する時には「会話を弾ませなきゃ」「沈黙の時間を作らないようにしなきゃ」とは感じないものです。
一歩外に出た時に、処世術や人間関係の潤滑油として、「場を盛り上げる」「今の話題の話に乗れる」ようにしている人も多いです。
本来の「話さなくてもよい自然体」でいたいと思う人も、実は多いのです。
「会話の間」や「沈黙」があることは、悪いことではありません。
それに気まずさを感じて「言葉」で埋めるよりも、静かな時間の中に穏やかさを宿す方が――何かが起きた時に自ずと笑顔で共有できる「温かく柔らかい空気を作る」ことに心を配るのが、あなたが身に着けるべき会話術であると思います。
「沈黙」の辛さは、その空間に「緊張」や「気まずさ」が宿り、「つまらないな」「不機嫌なのかなと思われたらどうしよう」という相手の気持ちを察してしまうことからくると思います。
この「緊張を含んだ空気感」を整えるだけで、静かな空間も「自然体でいられる」「リラックスできる」空間となります。

話さなくても、「携帯にだけ集中する」などの「今は社交スイッチを切っている」空気を出さずに、テレビや携帯を見ながらでも、相手からの話したいことや目の前で起きた微笑ましい出来事は、一緒に笑顔で共有できるように「心の窓」は開けておくこと。
ずっと「沈黙」を保つのではなく、二人の時間にこちらから、数個のあいさつ程度の会話をしておくことで、「話しかけられたくない」訳ではない、「機嫌が悪い」訳ではない、「あなたが嫌い」な訳ではない、「これが私の自然体」だと伝えることが出来ます。
「沈黙」の中に感じる空気に、安心できる温かく柔らかい空気を乗せることが出来れば、あなたと過ごす静かな時間は、「安らぎ」を共有できる、穏やかな時間に生まれ変わります。
まとめ
丁寧に言葉を選ぶ、誠実に向き合う「慎重」な内向的性格は、人から信頼を得るうえで、短所ではなく長所です。
正反対の人間になろうとせず、あなたの良さを活かし、愛していってください。
きっとあなたの存在が、周りの人を癒す「灯」となるでしょう。

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