私の持っているロボットは、未来が予見できる。
しかし、教えてくれるのは、未来の持つ「色」だけである。
「明日の天気は?」
「灰色」
翌日は曇りだった。
私はロボットに、恋愛の未来を見てもらうことにした。
「この人は、明日デートしたらどうなる?」
「ピンク」
(えっ?まだその気にはなれないな、断ろう)
「この人を選んだら、私の人生はどうなる?」
「黒」
(うーん、断ろう)
「この人を選んだら、未来に何が見える?」
「赤」
(バラ色かぁ。この人に決めよう)
三人目の男性で、私はプロポーズを受け入れ、結婚をした。
新婚初夜、二人は寝室に向かった。
これから、どんな幸せが訪れるのか。
胸を弾ませ、イヤリングを外した瞬間、後頭部に激痛が走った。
絨毯が、徐々に赤く染まっていった。


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