はじめに
HSPの人は人一倍刺激を受けやすく、日々の生活を送るだけでもぐったりと疲れてしまうことがあります。
でも、その繊細さは「弱さ」ではなく、「豊かな感性の証」だと私は思っています。
繊細な人の心は、日常の中で消耗しやすい
職場や学校、SNSなど、HSPの人は日常のストレスや情報、人の感情に対してとても敏感です。
何もしていないようで、無意識のうちに大量の「感情」を処理しているのです。
だからこそ、体調やメンタルを崩す前に「自分を整える習慣」を日常に取り入れることがとても大切です。
HSPの私が実践している、心を癒す4つの習慣をご紹介します。
1.ネガティブな情報を意図的に遮断し、ネガティブを反復しない
日常には良いニュースと悲しいニュースがあり、情報も心をざわつかせる芸能ゴシップもあれば、心がほっこりする話もあります。
HSPの人は共感力が高く、特に辛い話や悲しい出来事に心が強く反応してしまいます。
そんな時は
・意図的にネガティブなニュースをシャットアウトする
・噂話から距離を置く
・一人反省会をやめて、ネガティブな感情を「反復しない」

何に自分の周波数を合わせるかは自分で決める事が出来ます。ネガティブに合わせていた周波数を、ポジティブに合わせる習慣を心がけましょう。
2.アロマや写真など「自分だけの安心グッズ」をそばに置く
刺激に満ちた日常でも、辛さを和らげ、手に取るとリセット出来るアイテムがそばにあると「心の安全基地」を作れます。
・アロマ(自分が癒される香り)を染み込ませたハンカチ
・心が落ち着く風景写真
・ペットや大切な人の写真

辛いな、と思ったときに、私には味方がいる、肯定してくれる存在がいる、と否定から連れ戻してくれる存在や、安心できるグッズはネガティブやパニックにつぶされそうになった時の「心のお守り」になります。
3.好きな音楽で「気分を調律」する
HSPの人は、音に過敏な辛さもありますが、音楽を心から共鳴して聴ける感受性があるという特性があります。
たとえば
・静かに整えたいとき→バッハ
・感情に寄り添ってほしいとき→ショパン
・優しい音に包まれたい時→シューベルト
カリンバの音色もオルゴールのような優しい音で、就寝前のリセットの音楽におすすめです。
その時の気持ちに合わせて「今の自分に合う」音楽を選んで、自分の心の揺らぎを「音楽で調律」してください。
私の記事、HSPにおすすめのクラシック作曲家5選 – 音♪noteも参考にしてください。

4.自分を責めず、スモールステップで「褒める」
HSPの人は、他人の感情に敏感である分、自分を責めてしまいがちです。
小さな失敗を引きずったり、「あの言い方はいけなかったかな?」と後悔したり…。
1日の終わりは反省会ではなく、自分の小さな頑張りを認め、
・「今日も頑張った」
と自分を肯定して眠りにつきましょう。
小さな事いいんです。毎日、朝起きて、自分の置かれた役割を終えるだけでも十分立派です。
毎日自分に向ける想いは、悪いものなら「自分への呪い」となり、良いものなら「自分へのギフト」になります。

まとめ
・「ちゃんと1日、仕事(学校)をやり遂げた」
HSPの人の繊細な心は、日々のセルフケアで守ることが出来ます。
情報を選び、音楽や香りに癒されながら、自分に優しくしてください。
その積み重ねが、強くしなやかな心を育てます。
この記事が少しでも参考になったら嬉しいです。
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